焙煎技師の熟練の技が光る “焙煎”
コーヒー焙煎機は、焙煎方式に応じて「直火式」・「半熱風式」・「熱風式」の3種に分けられます。もちろん、キャラバンコーヒー横浜工場にも3種類の焙煎機があります。製品の特徴や、求める仕上がりによって焙煎の方式・時間・回数・温度はすべて異なるため、それぞれ相応しい焙煎機で焙煎します。
一般的に、長く煎るほど豆の色は濃く、苦みは強くなるなど、焙煎時間によって豆の色・味に違いが出ます。また、外気の温度にも左右され、コンピュータ制御で同じ時間と温度で焙煎しても夏と冬では焙き具合が微妙に変わってきます。焙煎する豆の量によっても異なってくるため、どんなに機械制御されていても最後は人の目、熟練の焙煎技師による焙き色の確認・調整が欠かせません。焙煎機のふたについている小さなスコップ状のもの(さし)から豆を一部抜き取り、焙煎技師が直接確認しています。